国際小包 POSTAL PARCEL 宛名の書き方と送り方

今回は国際小包 POSTAL PARCEL について。

国際小包 サイズ、重さの国別規定とSAL便の取扱い


国際小包もEMS同様、国によって送ることができるサイズ・重さが異なります。
また国際小包では航空便、SAL便(エコノミー航空便)、船便の三つの方法から発送方法を選べますが、国によってはSAL便で送れない国もあるので要注意。
ここでは送り先で多いと思われる国や人口が多い国の条件を表にしてみました。
表中の長さの単位はメートル、重さはkgです。

◎アジア
  長さ  長さ + 横周  重さ  SAL便 取扱
中国1.53.030
韓国1.53.020なし
台湾1.53.030なし
香港1.53.030
フィリピン1.53.020
シンガポール1.53.030
タイ1.53.030
インドネシア1.53.030
マレーシア1.53.030
インド注1注220
ベトナム1.53.030なし
注1 航空便は1.05mまで SAL・航空便は1.5mまで
注2 航空便は2.0mまで SAL・船便は3.0mまで

◎北中米、オセアニア
  長さ  長さ + 横周  重さ  SAL便 取扱
アメリカ合衆国1.052.030
カナダ1.53.030
メキシコ1.052.030
オーストラリア1.052.030
ニュージーランド1.53.030


◎ヨーロッパ
  長さ  長さ + 横周  重さ  SAL便 取扱
英国1.53.030
ドイツ1.53.030
フランス1.53.030
オランダ1.53.020
イタリア1.53.030
スペイン1.53.030
ロシア1.052.020


◎南米、アフリカ
  長さ  長さ + 横周  重さ  SAL便 取扱
ブラジル1.052.030
南アフリカ共和国1.051.810
ナイジェリア1.53.030なし


国際小包の条件は以下のページから、送る国を選択 → 小包郵便物 の項を見れば書いてあります。
国・地域別情報(国際郵便条件表)

関連記事
SAL便(エコノミー航空便)の料金、追跡など


料金の比較


*箱など梱包材を含めた総重量で2kg以下の荷物を送る場合
2kg以下の場合は小形包装物(補償を付けるなら国際書留か国際eパケット)で送ったほうが安く送れます。

例 アメリカ合衆国、1.5kg、航空便
 国際小包 4,200円
 小形包装物 2,310円
 国際書留 2,720円
 国際eパケット 2,525円

参考記事
小形包装物 スモールパケット 宛名の書き方、送り方
海外発送 国際書留郵便ラベル 宛名の書き方
海外郵便・小物の発送 国際eパケット


国際小包 POSTAL PARCEL ラベルの書き方・記入例


国際小包 Postal Parcel

① 依頼主(ご自身)の氏名、住所、郵便番号、電話番号を記入。
例えば、〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 高橋 一郎 なら上記のような書き方になります。
電話番号は市外局番の0を削除し、日本の国番号の81を付けます。
03-1234-5678なら、81-3-1234-5678など

② 送り先(相手)の氏名、住所、郵便番号、電話番号を記入してください。
例えば、1600 Pennsylvania Avenue NW Washington, DC 20500 USA、Steve Johnson なら上記のような書き方で良いかと思います。
上の参考例で電話番号が XXXXXXXXXXX となっていますが、正確に書いてください。

③ 内容品の内訳、数量、重量(合計重量)、価格を書きます。
「個人でのご利用の場合は必ず“Personal Use”と記入してください」と日本郵便のホームページに載ってますのでそのように書いています。
重さは内容物自体の重さを、価格は合計が日本円換算となっていますので日本円で書きます。
最後に危険物に該当しないにチェック(×など)を入れます。
国際小包に限りませんが、内容品をToyのみなどアバウトに書くと送り先によっては返送されますので注意してください。

参考 日本郵便 内容品の英語訳

④ 贈り物 Gift、商品見本、書類で該当すれば該当する項にチェックを入れます。

⑤ 複数個出すならここに記入。

⑥ 送達方法(発送方法)を航空便、SAL便、船便より選択しチェックを入れます。
  
配達日数の目安(USA アメリカの場合)
航空便 5~8日
SAL便 2週間前後
船便  2ヶ月前後
*上記配達日数はあくまでも目安です。税関での取り扱いなどによっては大幅に日数が掛かります。 

⑦ 速達や受取通知を付けるなら該当する項目にチェックを入れます。
速達は相手国に到着してからもっとも速い経路で配達するものですが、当然ながら船便などで途中 船がスピードを出して配達してくれる訳ではないので特に船便では速達を付けてもあまり意味がないと郵便局の人に言われたことがあります。

受取通知はその名の通り、相手が受け取ったのを確認できるものです。
ただ、今回の国際小包のようにお問い合わせ番号がある物なら日本郵便の国際郵便物個別番号検索のページ から検索できるので必要ないように思います。
それぞれお好みで付けてください。

⑧ 保険を付ける場合はここを記入します。
国際小包には、以下の重量・金額までの保険(賠償限度額 2012年1月現在)が含まれます。 
5kgまで 11,160 円、 5kg~10kgまで 15,170 円、
10kg~15kgまで 19,190 円、 15kg~20kgまで 23,200 円、
20kg~25kgまで 27,220 円、 25kg~30kgまで 31,230 円

今回、2kgの物で5,000円としているのでここは省略しています。
ちなみに国際小包は上記金額までの保険が付いた商品ですが、それ以上なら保険を付けたほうが良いかもしれません。

保険を付ける時の書き方例
(例)13,737 円なら
保険金額-英語で記入する → thirteen-thousand,seven hundred and thirty-seven
保険金額-アラビア数字で記入する → 13,737
SDRで記入する → SDR 97.50 (1SDR = 140.8846 円 2014年1月現在)
参考記事 SDR (特別引出権) 現在のレート (円換算の価格)

⑨ 送った荷物が配達されなかった際の希望する取り扱いにチェック。
小形包装物(2kgまで送れる)やEMSでは返送料金は掛かりませんが、国際小包では返送になると運賃が掛かります。
何とも言えませんが、2番の保管期間をつけて「最も経済的な線路」で返送が良いかと思います。
  
参考
日本郵便 小包が名あて地で配達できなかった場合の取り扱い

⑩ 署名(サイン)を書きます。
隣の受付年月日も記入していますが、受付年月日なので本来は受付した所で書くのかもしれませんが。


国際小包を送る場合に他に必要になるかもしれない書類


国によっては他にインボイスが必要な所もあります。
インボイスの書き方と主な国のインボイスの有無については当ブログの インボイスの書き方 に記載しました。
その他の国のインボイスの有無については 日本郵便の国・地域別情報 で相手国を選択すれば確認出来ます。

更に20万円以上の物を送る場合はインボイスは全ての国宛で必須となり、また税関への申告と許可が必要になります。「税関への申告と許可が必要」と聞くと、尻込みしそうですが、荷物と一緒に「通関委任状」を郵便局の窓口へ差し出せば委任が出来ます。
通関委任状については以下の記事をご覧ください。

通関委任状の書き方 EMSなどで20万円以上の物を送る場合は必要


国際小包 POSTAL PARCEL の送り方と集荷


国際小包の送り方はラベルの記載漏れ等がないか確認し、インボイスなどの必要書類に不備がなければ最寄の郵便局から送料を精算して差し出すだけです。

なお、国際小包も集荷サービスを利用することが可能ですが、ゆうパックやEMSのようにネットから集荷申し込みが出来ないようなので集荷サービスを行っている最寄の郵便局へ電話して確認してください。
集荷サービスを行っている郵便局は以下から調べることができます。

ゆうゆう窓口・集荷に関する連絡先を調べる


国際小包 POSTAL PARCEL の追跡


差し出した国際小包は以下から追跡できます。

パソコン・タブレット用 追跡サービス
スマートフォン用 追跡サービス
携帯電話用 追跡サービス


最終更新日 2014年7月7日


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この記事へのコメント

itazura-yusui : 2012/01/10 (火)

保険付きについてですが、
SDRのレートが元日から、
1SDR=127.8427円
と変更されましたね。

pepetome : 2012/01/10 (火)

itazura-yusui さん、
この度もありがとうございます!
本当に感謝しています。

> 保険付きについてですが、
> SDRのレートが元日から、
> 1SDR=127.8427円
> と変更されましたね。

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