小形包装物 スモールパケット 宛名の書き方、送り方

今回は小形包装物(スモールパケット)について。

私は海外に荷物を送る際に小形包装物(スモールパケット)に書留を付けて送るのが一番多いのですが、この小形包装物は国際小包などに比べて安く送れます。(国際にも定形外がありますが、小形包装物の方が料金が安い。)
また、小形包装物の発送方法には航空便、船便、SAL便(エコノミー航空便 扱っていない国もあるので要注意)の3つがあり、更に安く送ることも可能。

但し、例えば小形包装物(1kg)、航空便、書留付きで中国や韓国等のアジア地域に発送する場合は1,860円、EMSなら1,800円とEMSのほうが安くなるため、そういった時は配達スピードも速いEMSのほうが良いです。


小形包装物 大きさ・重さの規定


小形包装物で送ることが出来る最大サイズ・重さは以下の通り。

 幅 + 長さ + 高さ = 90cm以内、最も長い辺が60cmまで
 重さは2kgまで

筒状のものは以下の通り。

 直径 × 2 + 長さ = 104cm以内、最大長さは90cmまで
 重さは同じく2kgまで


小形包装物(スモールパケット)宛名の書き方


小形包装物にはEMS等のような専用伝票はないので、手紙などを海外に送る時と同じように送る物に宛先及び送り主の住所、氏名を直接記入しますが、私は以下のようにして送っています。

小形包装物 small packet 記入例
左上に送り主(自分)の氏名・住所、右下に相手先の氏名・住所を記載。
(相手の住所、氏名等を送り主よりも大きく記載のこと)

私は上のようにして出していますが、宛名は誤字・脱字の防止のためプリンターでA4用紙などに印刷して貼り、更にその上から透明テープを貼って、文字が水で濡れても消えないようにしています。
税関告知書の下に「BY AIR MAIL 航空」のシールを貼っていますが、「VIA AIR MAIL」と黒マジックで記入しても大丈夫です。(航空便の場合)

発送方法 表示例
航空便 = Airmail
SAL便 = Economy Air (またはSAL)
船便 = Surface Mail

切手を貼って送る際は、右上(写真グレー部分あたりに)に貼ります。
ちなみに送り先がSteve Johnsonとなっていますが、架空の人物で住所はホワイトハウスの住所です。
宛名ラベルを使うのもいいかも知れません。

小形包装物を封筒で出す際の書き方参考(画像の口が開いた状態ですが、発送の際は閉じます)
小形包装物 封筒 例

封筒で送る場合、封筒自体が軽いので送料を安く出来ますが、一度このような封筒で出した物が返送になり、かなりボロボロな状態で戻ってきたことがあります。(中身は頑丈に梱包したので無事)
そのため破損回避を考えるならダンボールのような箱状のほうがオススメですが、ホームセンターで売られているようなクッション封筒(エアキャップ封筒)も良いかもしれません。
但し、封筒を使うのは小さいものや軽いもの限定と考えたほうが良いです。
それからヤフオクで封筒に品物をそのまま(一切梱包せず)入れて発送する方が稀にいますが、海外宛てで同じ事をやるとかなりの確立で破損して届くことになるので、それは止めたほうが良いです。


小形包装物で必要になる書類など


・税関告知書

税関告知書 CN22

小形包装物を送る際はこの税関告知書が必須。郵便局の窓口で貰えます。
税関告知書にはCN22とCN23の2種類があり、必要なものを荷物に添付。
内容物の詳細など、この税関告知書には正確に記入しなければなりません。
内容品の英語訳については日本郵便の 内容品の英語訳 が参考になります。

CN22 は 300SDR* 未満の物を送る時に必要。
CN23 は 300SDR* 以上の物を送る時に必要。
*SDRとは特別引出権のこと(1SDR = 140.8846円 平成26年1月現在)
300SDR ≒ 42,265 円なので 42,265 円以内であればCN22を記入、それ以上ならCN23が必要。
当ブログ参考記事 SDR (特別引出権) 現在のレート (円換算の価格)

*この税関告知書については下の記事に詳細を載せました。
CN22 ⇒ 税関告知書 CN22 の書き方
CN23 (300SDR以上) ⇒ 税関告知書 CN23 の書き方

・インボイス

インボイスは通関の際に必要となる書類。
小形包装物を送る際にインボイスが必要な国は少ないものの、必須の国もあるので要注意。
送り先として多いと思われる中国、韓国、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア等は小形包装物を送る際にインボイスは不要ですが、例えばイタリアは個人であっても350ユーロを超える時はインボイス2枚が必要。
インボイスが必要か否かは以下ページの国ごとの小形包装物の項に書いてあります。

リンク
国・地域別情報(国際郵便条件表)

関連記事
インボイスの書き方


小形包装物 SAL便の取扱い


小形包装物の発送方法は航空便、SAL便(エコノミー航空便)、船便の中から選択しますが、航空便の料金が最も高く、船便が最も安く設定されており、SAL便がその中間的な料金になっています。

例) 日本 → アメリカ合衆国 2kg カッコ内は配達日数の目安
航空便 2,760円 (約7日)
SAL便 2,080円 (約2週間)
船便 1,080円 (約2ヶ月)

航空便では高い、船便では時間が掛かりすぎ!って時にSAL便は料金もお手頃で配達日数もそれなりなのでお勧めですが、そもそもSAL便自体を扱っていない(引受不可)国もあるので要注意。

SAL便(エコノミー航空便)を扱っていない国(一部抜粋)

*政治情勢などによっては引受不可となる可能性もあります。(例 ウクライナのクリミア)

○アジア
韓国、台湾、モンゴル、カンボジア、ブータン、ベトナム、ミャンマー他

○オセアニア
サモア、トンガ他

○北中米
エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、ジャマイカ他

○南米
ウルグアイ、エクアドル、ベネズエラ、ボリビア他

○ヨーロッパ
アルバニア、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ルーマニア他
*現在、ウクライナのクリミア及びセバストポリは引受不可

○中近東
イラク、イラン、オマーン、カタール、シリア、ヨルダン、レバノン他

○アフリカ
カメルーン、ガーナ、コートジボワール、ナイジェリア、モロッコ他


関連記事
SAL便(エコノミー航空便)の料金、追跡など

重要
ちょっとややこしいのですが、小形包装物をSALとして送ることができる国でも、小形包装物に書留を付けた場合はSAL便で送れない国があるので注意してください。
(例) オーストラリア、ドイツなど。

確認はこちらのリンクから → 料金・日数を調べる

小形包装物 書留 SAL 要確認-550
上のリンク先で送るものを「荷物(小包)」とし(重さなども入れる)、この画像のようにエコノミー航空(SAL)便の項で「小形包装物(国際書留付き) 000円」の表示がなければ、小形包装物 + 書留 + SAL で送ることは出来ません。


小形包装物に付けられるオプションサービス


書留、速達、受取通知、保険の4つを付けられますが、個人的には書留を付けて送ることが多く、これまで郵便事故的な不着などはなかったです。

○書留 +410円
6,000円までの実損額を補償。
日本郵便ホームページから追跡可能。(追跡ができない国もあります。)
但し、船便としたものや、上にも書いた通り相手国によってはSAL便に書留を付けることができません。

「速達」・・・相手国についてから相手に配達されるまでが速達扱いになります。
「受取通知」・・・相手が受け取ったのを確認できます。ゆうパックの受取通知と同じようなもの。
「保険」・・・最大で200万円までの保険を付けることが可能。

なお、小形包装物に書留、速達、保険付、受取通知のいずれかを付けて出す際には下の国際郵便物受領証を記入して差し出す郵便物と共に窓口へ出しますが、郵便局によってはこの用紙を使わずバーコードを読み取る機械で宛先を読み取り、A4用紙などにプリントアウトし控えとしてくれる所もあります。

国際郵便物受領証 記入例
国際郵便物受領証

記入の方法は上のように希望する箇所にチェックを入れ、依頼主の住所・氏名、名あて人の氏名、国名を書きます。


小形包装物(スモールパケット)の送り方


ここまでの記載方法などが分かれば、送るのは簡単です。
郵便局の窓口から「小形包装物(スモールパケット)でお願いします」と言って差し出せばオッケーです。
なお、差し出す時に小形包装物とちゃんと伝えないと定形外とされる事があるので注意。
(窓口の方が慣れていないと小形包装物と伝えても定形外にする人が結構いる。国際の定形外は小形包装物よりも送料が高い)


関連記事
小形包装物(航空便、SAL便、船便)、eパケット 料金比較表




2012年5月7日追記
この項では国際書留郵便ラベルを使わない小形包装物(スモールパケット)の宛名書きについて書いていますが、受付の局(特に休日受付窓口)によっては国際書留ラベルを使わないと受け付けられないと言われることもあります。
(実際に言われたことがあり、腑に落ちなかったため持ち帰って別のところから出したことがあります。)
今後、国際書留ラベルを使わない小形包装物を受け付けなくなるのかは分かりませんが、念のため以下の記事も参考にして頂ければ幸いです。
国際書留ラベル 宛名の書き方


2012年5月15日追記
ここに書いた小形包装物に簡易書留を付けて海外に荷物を送る場合は、「国際eパケット」のほうが若干送料が安くなります。eパケットについては以下の記事でその内容や登録方法(登録が必要)を私なりに書いてので、良ければ下の記事もご覧下さい。
海外郵便・小物の発送 国際eパケット
eパケット 登録・入力・印刷方法


最終更新日 2015年2月26日


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この記事へのコメント

- : 2012/05/05 (土)

ちょうど小型包装の宛名書きで困ってました・・!
具体的でわかりやすくてとても助かります
ありがとうございました!

pepetome : 2012/05/05 (土)

こちらこそありがとうございました!

hana : 2012/05/31 (木)

私も助かりました!

pepetome : 2012/05/31 (木)

ありがとうございました!

karakuri : 2012/09/09 (日)

画像付きで、説明もわかり易く、とっても助かりました。ありがとうございます。

pepetome : 2012/09/09 (日)

コメントありがとうございます。
お力になれて何よりです!

Navia : 2013/03/13 (水)

家族にこちらのWebSiteのURLごと渡しました。画像付も、説明もとても助かりました。どうもありがとうございました。当ブログよりこちらへリンク貼をらしていただいてよろしいでしょうか。

pepetome : 2013/03/13 (水)

Naviaさん
お役に立てたようで何よりです。
またリンクの件、このブログはリンクフリーなのでまったく問題ないです!
こちらこそありがとうございました!

ちよ : 2013/03/25 (月)

海外通販で違う商品が届き、返品するに当たり書き方がまったくわからず困っていたところ、大変わかりやすかったです ありがとうございます

pepetome : 2013/03/25 (月)

お役に立てたようで良かったです!こちらこそありがとうございました。

りり : 2015/02/22 (日)

日本郵便のHPを見てもさっぱりわからなかったので、とても助かりました!!
どうもありがとうございました。

pepetome : 2015/02/22 (日)

お役に立てたようで良かったです。こちらこそありがとうございました!

ゆみ : 2016/06/19 (日)

書き方などが分かりやすいため、私のブログでこちらのリンク張らしていただいても宜しいでしょうか?
非商用です。

pepetome : 2016/06/19 (日)

リンクフリーです。どうぞ!

ゆみ : 2016/06/21 (火)

ありがとうございます!早速張らしてもらいます。助かります!!

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