ゆうメールの料金、日数、送り方

ゆうメールは信書(手紙や納品書、請求書ほか)以外の冊子や電磁的記録媒体(CDやDVD等)を送る際に使える発送方法のひとつで定形外よりもが安くなっています。
また、条件を満たせば特別料金が適用され(特約ゆうメール)、更に安く送ることも可能。
(特別料金についてはこちらを参照

なお、信書以外を送る方法としては他にクロネコヤマトのメール便や佐川急便の飛脚メール便といったサービスもありますが、大きさによってはゆうメールよりもメール便や飛脚メール便のほうが安く送れます。
但し、メール便や飛脚メール便はゆうメールよりも大きさと重さに制限があるのでケースバイケースで使い分ければ経済的。

ちなみに日本郵政グループの2014年3月期決算によると、ゆうメールの取扱数は33億2,400万通で前期比7.2%増と好調だった模様です。(ゆうパックは4億2,800万個で前期比12.1%増 *エクスパック含む)


ゆうメールで送れるもの


ゆうメールで送れる物を大雑把に書くと信書以外のものですが、具体的に書くと以下のようなもの。

・新聞、書籍、雑誌、カタログ、カレンダー等、糸または糊で綴じられたもの(冊子)やポスター
・CD、DVD、USBメモリ、フロッピーディスク、ビデオテープ等の電磁的記録媒体
・手形、株券、小切手、商品券、図書券、航空券、定期券、入場券、ポイントカード、ほか

日本郵便 信書の定義

画像は郵便局で貰った信書に関するチラシ。
分かり易く書かれています。

ゆうメールで送る物としては冊子(糸また糊で綴られたもの)やCD、DVD等の電磁的記録媒体が主だと思いますが、改めてみると手形や株券、小切手まで送れるのはちょっと意外。

なお、ゆうメールで信書(手紙等)は送れないとなっていますが、一部例外があり荷物に同封する無封(封筒に入れていない)の添え状、送り状なら送ることができます。
(添え状、送り状だけだと信書にあたるので送れない)


信書の定義については以下が参考になります。
総務省 信書のガイドライン
日本郵便 信書に該当するものを教えてください

ちなみに総務省のガイドラインを見るとダイレクトメールの扱いが紛らわしい。
下の引用を見てもらうと分かりますが、ダイレクトメールは「信書に該当する文書」と「信書に該当しない文書」の両方に書かれています。

信書に該当する文書
■ダイレクトメール
文書自体に受取人が記載されている文書
商品の購入等利用関係、契約関係等特定の受取人に差し出す趣旨が明らかな文言が記載されている文書

信書に該当しない文書
■ダイレクトメール
専ら街頭における配布や新聞折り込みを前提として作成されるチラシのようなもの
専ら店頭における配布を前提として作成されるパンフレットやリーフレットのようなもの


なんというか、分かったような分からないような内容。
一般の方がダイレクトメールを出すことはないと思いますが、会社・仕事関係で大量に出す場合は割引適用も含めてよく確認したほうがいいです。


ゆうメールで送れるサイズ(大きさ)の規定


大きさ : 幅・長さ・厚さ 3辺の合計が、1.7m以内まで
重さ : 3kgまで

ゆうメールで送れる物のサイズはかなり自由度が高いです。
定形外では3辺のうち、もっとも長い辺が60cmまでとなっていますが、ゆうメールでは最長辺の規定がなく、3辺が1.7mに収まっていればいいので、例えば大きなポスターを丸筒のような梱包材に入れ、幅:5cm、厚さ:5cm、長さ160cmといった大きさでもゆうメールとして送る事が可能。


ゆうメールの料金、オプションサービス、着払い


ゆうメールの料金体系は以下の通り。

重さ 基本料金  + 速達  + 特定記録+ 簡易書留+ 一般書留
 150g まで 180 円500 円340 円490 円550 円
250g まで215 円535 円375 円525 円585 円
500g まで300 円620 円460 円610 円670 円
1kg まで350 円670 円510 円660 円720 円
2kg まで460 円780 円620 円770 円830 円
3kg まで610 円1,080 円770 円920 円980 円
*基本料金がゆうメールの料金
*速達や特定記録等の料金は記載されたオプションサービスとゆうメール基本料金の合計金額
*一般書留は損害要償額を10万円以内とした場合の料金。10万円を超えると5万円ごとに21円プラス

ちなみに、ゆうメールは上記料金に21円を足せば着払いとすることも可能です。


ゆうメールは定形外よりも割安な料金設定になっていますが(特に500gを越えたあたりからゆうメールのほうが格段に安くなる。ゆうメールで送れる物はゆうメールで送ったほうがお得)、大きさがレターパックの封筒(340 mm × 248 mm)に入る物で重さが2kg以上なら、レターパックライト(360円)またはレターパックプラス(510円)で送ったほうが安上がりです。*レターパックライトは厚さ3cmまでの制限あり

(参考)ゆうメール、定形外、レターパック 料金比較表
  重さ    ゆうメール    定形外   レターパック ライト レターパック プラス 
150g180 円205 円360 円510 円
250g215 円250 円360 円510 円
500g300 円400 円360 円510 円
1kg350 円600 円360 円510 円
2kg460 円870 円360 円510 円
3kg610 円1,180 円360 円510 円


また、お得という点ではクロネコヤマトのメール便のほうがゆうメールよりも更に安くて追跡もできます。(コンビニから発送も可能)

A4サイズ、厚さ 1cm以内 = 82円
A4サイズ、厚さ 2cm以内 = 164円

送れるサイズは「角型2号相当 最長辺34cm以内で3辺合計が60cm以内、厚さ2cm以内、重量1kgまで」
クロネコヤマト メール便

*2015年3月31日にてクロネコメール便が廃止されることが決定しています。
ヤマト運輸 クロネコメール便をご利用いただいているお客様へ


ゆうメールの配達日数


配達日数は定型・定型外郵便と同じですが、速達とすれば早く届きます。
なお、ゆうメールは日曜、祝日は配達されませんが、速達や書留とした場合は日曜・祝日でも配達されます。

日本郵便 参考リンク
お届け日数を調べる


ゆうメールの送り方


ゆうメールの送り方は定型や定形外と同じく、ポストに投函できる物はポストへ、投函出来ない(ポストに入らない)なら郵便局の窓口から出します。
*特定記録・簡易書留・一般書留とするものはポスト投函できませんので窓口から差し出します。速達は料金分の切手が貼ってあればポスト投函可能ですが、速達を示す「赤線」を忘れずに。

参考記事
速達の出し方、書き方、料金

ところで、ゆうメールでは中身の確認が出来るようにしなくてはなりませんが(または見本を提示)、梱包材の定めは特に無いので中身が確認できるものならビニール袋や丸筒、更にはダンボール箱等でも発送可能。
(実際に、ダンボール箱でゆうメールを受けとったことがあります)
ここでは例として使われることが多いと思われる封筒で送る場合の参考例をいくつか掲載します。

角型3号 ゆうメール 001-a 角型3号 ゆうメール 002-a
こちらは定型封筒(長形3号 120 × 235 mm)の封筒記入と加工例。
中身の確認が出来るよう、封筒の一部(折り返し部分及び側面)をカットしていますが、切り込みの大きさや位置の規定は特にありません。

なお、封筒等の送る物の表面に「ゆうメール(「冊子小包」も可)」と表示するようにとご利用案内(6 ゆうメール 21ページ目参照)に書いてありますが、私はこれまで特に何も書かずに「ゆうメールでお願いします」と言って窓口から出していました。今度から書くようにしよう。


ゆうメール封筒の加工例


ゆうメール 封筒
画像の封筒は角型3号(216 × 277 ミリ)。
ゆうメール専用の封筒は売っていますが、わざわざ買うのもお金が勿体ないので、私は手元にある封筒を下のようにして出しています。

1.封をせず、郵便局で確認したもらった後に封をする
ゆうメール 封筒 封をせずに出す
1つ目は封筒の封をせず、郵便局に行って中身を確認してもらい、自分で持参したテープでその場で封をして出すパターン。テープ等は郵便局によっては使わせてもらえますが、念のため持参。
封筒の強度が保たれるので私はいつもこのパターンですが、ちょっと煩わしいというか、窓口から差し出さなくてはならないのが面倒ではあります。

2.封筒の側面をカット
ゆうメール 封筒 側面カット 01
ゆうメール 封筒側面カット 02
こちらは封筒の側面を一部カット。見ての通り中身の確認も出来ます。
*ここでは角型(三角形)に切り込みを入れていますが、形や大きさの定めは特にありません。
但し、切り込みが小さ過ぎすると中身の確認が出来ないので窓口でダメだしされるかもしれませんし、逆に切り込みが大きいと封筒の強度が落ちて破れやすくなります。

3.封筒の折り返し部分をカット
ゆうメール 封筒 折り返し部カット 01
ゆうメール 封筒 折り返し部カット 02
上と似たようなパターンですが、こちらは封筒折り返し部分をカットして閉じてます。


ゆうメールの割引(特別運賃 特約ゆうメール)


ゆうメールには大口顧客向けの特別運賃が設定されています。
条件は料金後納などとし、差出数が500個以上となっているので個人ではなかなか難しいですが、企業・団体ならクリアできるのではないかと思います。
料金は通常のゆうメールとは比較にならないくらい安くなるので経費削減を考えている方は検討されてみてはいかが。

リンク
ゆうメール 特別運賃


2014年5月22日補足
*2014年6月1日から「ゆうパケット」という事業者向けのサービスが開始されます。
小型物品配送向けサービスの拡充 ~ゆうパケットの取扱開始~

ゆうパケットのサイズ規定は以下の通り。
3 辺計 60cm 以下、長辺 34cm 以下、厚さ 3cm 以下、重 量 1kg 以下

運賃は個別契約とのことなので契約次第では料金がかなり安くなるかもしれませんね。

またゆうパケットと同時に「クリックポスト」という新サービスも発表されています。
オンライン荷物発送サービスの展開 ~クリックポストの取扱開始~
料金も164円と格安なので個人的にはこのクリックポストに興味があります。

徒 遊翠さん、ありがとうございました!コメント欄もご覧ください。


最終更新日 2015年8月27日


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この記事へのコメント

徒 遊翠 : 2014/05/22 (木)

こんにちは!
http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2014/00_honsha/0521_01.html
ゆうパケットの情報はご覧になりましたか!?
条件が詳細の記載がないですが、おおむね「特約ゆうメール」と似たような状態だそうです
(中小口から大口まで、引受条件や利用できるサービス内容にかなり差異があるそうですが、中小口ならば、ひとまず年間500ほど差出があればよいようです)
これならば内容品が書籍・電磁記録媒体に制限されることがありませんよね
厚みの制限が若干ネックでしょうか
送料など条件は個別契約になるぶん、はじめの利用はちょっと手間がかかるとは思いますが・・・

pepetome : 2014/05/22 (木)

私もチェックしていたのですが気が付かなかったです!
貴重な情報ありがとうございます!

ゆうパケットですか。ポスパケットとゆうメールが合体したみたいな名前。
事業者向けで契約が必要とのことですが、運賃が個別契約なので料金的にはかなり安く設定されるのかもしれませんね。

また日本郵便のプレスリリースを見ると「クリックポスト」なる新サービスも6月16日から開始される模様ですが、個人的に運賃が164円というのに魅力を感じました。

それではです!

徒 遊翠 : 2014/05/22 (木)

完全に個人事業の方を狙いに来てるような商品ですよね、両方とも
手紙が先行き暗いので、こうした小荷物関係のお客さんを囲い込みたいということでしょうか
差出数の多い方はかしこく利用してほしいものです

pepetome : 2014/05/22 (木)

確かに選択肢が増えるのでメリットは大きいですね!

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