XPのサポートが終了するのでWindows7にアップグレードする

windows xp サポート終了

ここ最近なにかと耳にするWindows XPのサポート終了。
現在XPを使っている方にとって気になる話題ですが、何を隠そう私もXPを使っている一人。
かなり前からパソコンを買い換えるか、ソフトだけ購入してインストールさせるか迷っていましたが、取りあえず評判の良いWindows7にアップグレードをさせて様子を見る事にしました。
パソコンを買い換えるよりも費用面では安いですからね。
今回はそんな訳でXPのアップデート・インストールの手順等について。


XPからどのOSにアップグレードさせるか


まずはXPから どのOSにアップグレードさせるかを決めなくてはなりませんが、今回XPのサポート終了ということでアップグレードさせるので次に買うもののサポート期間の長さは重要。
現在販売されているもののサポート期間終了日は以下の通り。

Windows Vista
 メインストリームサポート終了日 2012年4月10日
 延長サポート終了日 2017年4月11日

Windows 7  
 メインストリームサポート終了日 2015年1月13日 
 延長サポート終了日 2020年1月14日

Windows 8  
 メインストリームサポート終了日 2018年1月9日
 延長サポート終了日 2023年1月10日

候補としては7または8になると思うのですが、8はこれまでのものとはデザインが大きく変わり、またタッチパネルを搭載したパソコンでないと意味がないと聞いていたので評判の良いWindows7にしました。

ちなみにメインストリームと延長サポートの違いは何?って感じですが、下のページが参考になりました。
INTERNET Watch Windows XPとOffice 2003が4月14日から「延長サポート」期間に


XPから7にアップグレード、インストールさせる手順


おおまかな流れや手順は以下のような感じ。

 1.使用しているパソコンでWindows7が使えるか確認。
 2.Windows7を購入。
 3.写真など各種データを外付けのハードディスク等にバックアップ。
 4.インストール。
 5.完了したらいろいろいじる。

 マイクロソフト参考ページ
 Windows XP から Windows 7 へのアップグレード

以下、手順や感想を書きますが、ズバリ私はパソコンについて詳しくありません。
「え、何それ?パソコンに詳しくない人間の説明なんか参考になるか」って思う方もいるかも知れませんが、今回のXPのアップグレードについては私のようにパソコンに詳しくない方が切羽詰ってアップグレードにチャレンジするケースが多いんじゃないかと思ったので、不慣れな人がやるとこんな感じになります的に書いてます。
そういった意味では参考になる部分もあるはずで、肩の力を抜いて気軽に見て頂ければ幸いです。


1.使用しているパソコンでWindows7が使えるか確認。


これはマイクロソフトの Windows 7 Upgrade Advisor をダウンロードして自分のパソコンをチェックすれば簡単。詳細なレポートが提示されます。

参考までに7に求められるパソコンの性能は以下の通り。
CPU : 1ギガヘルツ (GHz) 以上の 32 ビット (x86) プロセッサまたは 64 ビット (x64) プロセッサ
メモリ : 1ギガバイト (GB) RAM (32 ビット) または 2 GB の RAM (64 ビット)
HDD : 16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット) の空き容量のあるディスク領域
ビデオメモリー : 128MB以上

ちなみに私がXPを使っていたパソコンのスペック以下の通り。
NEC Lavie PC-LL990FD(LL990/FD)2006年製
CPU : インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ740 (1.73GHz) 、
メモリ : 2.5GB RAM(32ビット)、
HDD : 約20GBの空き容量、
ビデオメモリー : はい?ビデオメモリー?何それ?

私の場合、Windows 7 Upgrade Advisorによればいくつかのプログラムは使えなくなると表示されましたが、特に大きな問題点はないという診断結果でした。
ちなみにハードディスクの空き容量が結構ギリギリで最後のビデオメモリーについては良く分からなかったもののアップグレードが出来ているので128MB以上はあった模様。(その後確認したら128MBでした)


2.Windows7を購入。


Windows 7 Upgrade Advisorで問題がないようでしたら購入となりますが、7には通常版、アップグレード版、DSP版があって価格もそれぞれ異なります。
*更に32bitと64bitがあるものの、これはスタートボタン → パフォーマンスとメンテナンス → システム → 全般タブの「システム」を見れば分かります。エディション名に"x64"と書いてあれば64bit、なければ32bit。

通常版 20,790円
アップグレード版 13,181円
DSP版 11,950円 ほか
*2014年1月現在のAmazonでの販売価格

それぞれの違いが分かりませんが、大雑把に書くと以下のような感じらしい。

通常版 インストールディスク + マイクロソフトによるサポート
アップグレード版 インストールディスク
DSP版 インストールディスク + メモリなどを抱き合わせして価格を安くしたもの

大雑把ながら違いが分かったものの、やはりどれを買えば良いのか分からず、また違ったものを購入して無駄遣いするのも嫌なので結局マイクロソフトのカスタマーサービスに電話をして教えてもらいました。
マイクロソフト サポート お問い合わせ先

回答によれば、私の場合はアップグレード版を買えば良いとの事だったので「Home Premium アップグレード版 Service Pack 1 適用済み」を購入しました。
windows7 home premium
ちなみにアップグレード版には32bit版と64bit版の2つのインストールディスクが入っています。


3.写真など各種データを外付けのハードディスク等にバックアップ。


Windows 転送ツール を使うとこれまでのデータやユーザーの設定を新しいWindows7に引き継ぐ事が出来ますが、この転送ツールを使うのが一番簡単で手っ取り早いと感じました。
ちなみにファイル類の移動は出来ますが、プログラムは移動出来ないので7のインストール後に手動でそれらを再インストールする必要があります。

ところで、私の場合はついでに不要なファイルをひとつひとつ確認・処分しながらやった事もあってバックアップさせるだけで丸一日ぐらい掛かってます。(32GBのUSBメモリに収まるくらいの量でしたが)
Windows 転送ツールの説明には外付けデバイス(ハードディスクなど大容量のもの)を用意するようにと書いてあり、移動させる量が多いなら外付けハードディスク等は前もって用意するか、Windows7を購入する際にまとめて購入し用意しておいたほうが良いです。

参考
Amazon 外付けハードディスク


4.Windows7をインストール。


XPからWindows7にアップグレードする場合、新規インストール (カスタム) となります。
「え?なにそれ?」と思う方もいるかもしれませんが、インストールディスクをパソコンに入れれば後は勝手にやってくれるので難しく考える必要はありませんし、何もすることはありません。
が、この"新規"というのが曲者だったとはこの時の私には知る由もなかった...

下のアップグレードチュートリアルのリンクは上にも書きましたが、インストールが始まると当然ながら見ることが出来ませんので前もって印刷しておいたほうがいいかも知れません。
ただ、私の場合はおもいっきり文字化けして使いものになりませんでしたが...
Windows XP から Windows 7 へのアップグレード


5.インストールが完了したらいろいろいじる。


windows7-re.jpg
無事完了。
インストールが完了するまでの時間は長く感じますが、これでセキュリティの心配も当面なくなるし、見た目もXPと似ているので使いやすそうだ!となんかうれしい気分に。

さて、ここからいろんな設定をしていきますが、まずはXPの時に使っていたファイルを移動させます。
自分でXPの時のファイルを外付けHDDなどに保存しておいたならドラッグ&ドロップ、Windows 転送ツールでデータを保存させたなら「Windows XP から Windows 7 へのアップグレード 手順 4」を見ながらやれば問題ないはずです。
ちなみに手順 4には「プログラムを再インストールする前に 転送ツールを実行してください。転送ツールでは、再インストールを行うプログラムの既定の場所に、あらかじめ設定ファイルを移動しておくため、再インストール前にこの作業を行っておく必要があるためです。」とあるので7のインストール後、一番最初にやっておいたほうが良さそうです。

後はMicrosoft Office等のプログラムの再インストールや各自好みの設定をしていきますが、このあたりは問題なく出来るはずです。プログラムの再インストールはインストールディスクをパソコンに入れて設定していくだけですし。


これでXPのサポート終了セキュリティ問題もおさらば、再びステキなパソコンライフが!と思ってました、この時点では。
が、先の「4.Windows7をインストール。」の項で「この"新規"というのが曲者だったとはこの時の私には知る由もなかった...」と書いたとおり、ここからがかなり大変。
"新規"の言葉通り真っ新な(これまでの設定がすべて消えた)状態となっているので色々な設定を再びやらなくてはなりません。
以下、個人的に「え!この設定も消えてるの!?」とか「超面倒くさい」と感じたものを抜粋。

ちなみにWindows7をインストールすると「Windows.old」なるファイルが作られ、ここからこれまでのプログラムを復元させることも可能みたいですが、コマンドプロンプトを起動してあーして、こーすればって感じ。
これはかなりの難易度と感じた私は断念しました。

参考リンク
Windows.old フォルダーを使用して Windows 7 ベースのコンピューターを以前の Windows インストールに復元する方法
Yahoo!知恵袋 ~ windows 7をインストールしたが、以前のプログラムを取り戻したい。

2014年5月18日補足
この Windows.old 、容量が16.6GBもあってウイルスチェックする度にものすごく時間が掛かっていたので削除しました。削除しても問題は起きていないので、ハードディスクの空き容量を増やすといった意味でも削除してしまったほうが良いかもしれません。(但し自己責任で)


・プリンターの再設定

当然といえば当然ですが、アップデート後の最初の印刷でプリンターがうんともすんともいわないのでプリンターが壊れたのかと思い、しばらく固まってしまいました。トホホ。
ちなみに私が使っているプリンターはキヤノン製ですが、下のページで各種ドライバがダウンロード出来ます。
キヤノン ソフトウエアダウンロード


・無線LANの設定

私のパソコンには元々無線LANが内蔵されていましたが、見事に消滅した模様。
「あれ?と言うことは今後は線(LANケーブル)をつないでインターネットしなくちゃならないの?ていうか電話機から離れているから線(LANケーブル)が届かないよ...助けて!」とメーカーホームページをすがる思いで見たものの、ドライバのようなものは見当たらず...再びしばし固まる。
ただ、私の場合はBUFFALOの無線子機が手元にあったのでそれで解決しましたが、まさか無線LANまでどっかにいってしまうとは。


・画面の明るさ調整が出来なくなる。

これまでFnキーを押しながらF8(またはF9)を押せば画面の明るさが調整出来ましたが、いくらやっても無反応でしかも明るさが最も明るい状態で固定された模様。
明るすぎて目はチカチカするし頭も痛くなってくる始末。これはイライラする!
調べると、スタート → コントロール パネル → ハードウェアとサウンド → 電源オプション → 画面の明るさの調整 で出来ると書いてあったので一安心したものの、私のパソコンには「画面の明るさの調整」の項目がない...

電源の管理
どこを探しても「画面の明るさの調整」がないです!助けて!
検索で調べると似たような症状の方は結構いるようでしたが、解決策には出会えず。
そしてこの間も目がチカチカでイライラ。
ダメだこりゃと諦めましたが、たまたま見付けたフリーソフトの「ScreenBrightness」が使えそう。

SBright
ScreenBrightness
スライダーで画面の明るさを細かく調整出来ます。(タスクバーからでも可)
使用した感想はスタートボタンをクリックして展開した部分などの調整までは出来ず、また明るさを調整しても次に起動させた時には再設定しなくてはならないのがちょっと面倒と感じたものの、画面の明るさマックスで目がチカチカするのもイライラするのも解消されたので良しとするか。


・音が出ない。

タスクバーのスピーカー表示に×印が出て「オーディオ出力デバイスがインストールされていません」と表示され、XPの時には問題なく音楽が聞けたのが全く音が出ない状態になる。

ボリューム調整
ノートパソコンの音量ボリュームダイヤルをいくら調整しても無反応...

音が出ないと意外と不便なもので検索でメーカーサイトを見たりといろいろ調べたものの、解決策には巡り合えず「これは我慢するしかないのか」と諦めたのですが、たまたま見付けた下のページでRealtek HD Audio Driversをダウンロードしたところ音が出るようになりました。

Realtek HD Audio Drivers - ダウンロード

確かに「オーディオ出力デバイスが~」と表示されているのでオーディオ出力デバイスをインストールすれば良いだけの話ですが、私にとっては「デバイスって何?」って感じで、おまけにここ数日アップグレードに掛かりっきりな上に、画面が明るさマックスでイライラしていたのでそこまで頭が回らなかったです。

Realtek HD Audio Drivers インストール
Realtek HD Audio Drivers インストール中。
完了するとタスクバーのスピーカーアイコンの×が消えて(上の画面の下部、時計と日付の左側)音が出るようになりました。
ちなみにスピーカーアイコンをクリックすれば音量の調整が出来ますが、パソコン本体のボリューム調整では調整出来ません。まぁ仕方ない、これは慣れるしかないです。


・Outlook Expressが使えない

Windows7ではこれまで長年使っていたOutlook Expressを使えないので代わりにWindows Live メール等、他のメーラーを使わなくてはなりません。
さようなら、Outlook Express。

Windows Live メールはマイクロソフトの以下ページよりダウンロード。
Windows Essentials

Windows Live メールを使ってみた感想はちょっと重いと感じましたが、特に違和感はなかったので慣れれば問題ないかも。

Outlook ExpressのメールをWindows Live メールへ移行することも可能。
これについては富士通のホームページが解り易かったです。
富士通  メール移行ガイド(Windows 7)Outlook Express 6からWindows Live メールに移行する


・「デスクトップの表示」を再登場させる

windows7 top b-re
個人的に「デスクトップの表示」を良く使うのですが、タスクバーの右端(画面右端、黄色の矢印部分)に固定されてしまったので、XPでも使っていたあのアイコン(赤の矢印のもの)をタスクバーに設置しました。
ただ、黄色の矢印の"デスクトップの表示"みたく瞬時に画面が切り替わらず、ほんのわずかな時間待ち状態となるのが気にはなります。


・Windows Updateのアップデート件数が多い

まぁ、これは仕方ないです。最初ですから。
でもダウンロードすべき項目が130件以上もあったのでかなりの時間が掛かりました。


最後にWindows7を使ってみた感想


インストール完了後にいろいろな設定や問題があって正直パソコンを買い換えれば良かったと感じたのは事実で問題が噴出した時には本当に後悔しました。
ただ、それぞれ解決(画面の明るさ調整は暫定的なものですが)していくと価格的にも安くあがったアップグレードで良かったと今は感じています。
実際にWindows7を使ってみて感じたのはよく言われることですが、確かに立ち上がり速度が速いです。
また、XPとデザイン的にも近いので使いやすく馴染みやすい。


何か補足事項があればまた追記していきます。


関連記事
この記事へのコメント

管理人のみ通知 :


*「投稿する」ボタンを押した先にメールアドレスを入れる項目がありますが、メールでの返答はしていません。