現金書留の書き方と送り方

現金書留とは


名前の通り、現金を書留扱いとして送る事ができる唯一のサービスで専用封筒が用意されています。
ちなみにお金を現金書留以外で送ると郵便法 第17条違反となるので(特に罰則はありませんが)要注意。


現金書留の料金


現金書留専用封筒には一般的な定型と大きめの定形外の2種類がありますが、価格は共に21円で郵便局の窓口で販売されています。
*以下の封筒画像は2016年2月以前のタイプです。現在は変更され複写式ではありません。

現金書留 定型・定形外 大きさ比較 現金書留 定型・定形外 大きさ比較
定型(小さい方) 角型8号サイズ 119 × 197 mm 21円
定型外(大きい方) 角型7号相当 142 × 215 mm 21円

現金書留の料金(送料)は基本料金に書留料を足した金額で、1万円以上を送る場合は5,000円増えるごとに10円が加算されます。なお、10 円玉等の硬貨も送れますが、重くなれば基本料金は高くなります。
以下、料金の例(お札で送った場合を想定しています) *カッコ内は現金書留封筒代 21円を加えた金額。

例)15,000円を送る場合
82 (基本料金:定型 25g) + 430 (書留料) + 10 (1万円を超える加算分) = 522 円(543円)

例)10万円を送る場合(基本料金を定型25gとしています)
82 (定型 25g) + 430 (書留料) + 180 (1万円を超える加算分) = 692 円(713円)

例)50万円を送る場合(基本料金を定形外100gとしています)
140 (定外型 100g) + 430 (書留料) + 980 (1万円を超える加算分) = 1,550 円(1,571円)

料金の計算は日本郵便の以下ページでやると簡単です。
手紙(定形・定形外)の料金計算


現金書留封筒の書き方、送り方


・現金書留専用封筒 記入例

現金書留 記入例

① お届け先(相手)の住所、氏名、電話番号を記入。
記入は複写になっているので強めに。
また一番上の郵便番号も忘れずに。

② 損害要償額とお届け先名を記入。
損害要償額を書かないと補償される額が1万円となるので、それ以上のお金を送る際は必ず記入してください。

③ 自分の住所、氏名等を記入。

手持ちの切手を使う場合は左上の「郵便切手」と書かれた部分に貼り付け。この欄に収まらない場合は(収まらないほうが殆どだと思いますが)その下側の空白部分に縦長に貼り付けても問題ありません。


*2016年2月から封筒デザインが変更されて複写式ではなくなりました。
また、複写式ではなくなったことで窓口から差し出す際に下の「書留・特定記録郵便物等差出票」(2枚綴り 2枚目の受領証は控え)が必要になりました。
この用紙は郵便局の窓口に置いてあります。なければ窓口の方に聞いてください。

現金書留 書留・特定記録郵便物等差出票
参考記入例

①ご依頼主のご住所・お名前
ご自身の住所、氏名を記入。

②お届け先のお名前
相手の氏名を記入。

③申出損害要償額
損害要償額を書かないと補償される額が1万円となるので、それ以上のお金を送る際は必ず記入してください。
 
④摘要
ここでは現金書留としています。


宛先の記入が終わって現金を入れたら封をする。
現金書留封筒 封 現金書留封筒裏側 割り印
現金書留専用封筒を見れば裏側に書いてありますが、上のようにふたを順番に閉じて最後に折り返し部分の3ヶ所に割り印(封印)を押します。送り方としては後は窓口から出せば完了。


・のし袋(祝儀袋)を入れて送ることもできる

現金書留では現金以外にも手紙なども同封して送れますが、のし袋を入れることも可能。
実際に入れてみると以下のようになります。

のし袋001 のし袋002
共にコンビニでよく売られているのし袋。
左は53円と安く簡素なもので、右は179円で豪華です。
大きさは左が 95 × 178 ミリ、右が 106 × 186 ミリ。

現金書留 のし袋 送り方
実際に現金書留専用封筒にのし袋を入れてみると上のような感じ。
左と中央の物が定型で右が定形外。(切手貼付部分が異なります)
定型専用でも両方ののし袋が入りますが、大きめで豪華なのし袋だと若干きついです。
定形外専用なら幅が142ミリ(外寸)あるのでかなり余裕があります。


現金書留の送金限度額について


現金書留に送金限度額の定めは特にないようですが、損害要償額が50万円までとなっているので、おのずと50万円が限度額になるはずです。それ以上の時は銀行振込みのほうが安く、手っ取り早いですし。


現金書留専用封筒に収まらない場合の送り方


ホームページの「ご利用にあたって」には以下のように書いてあります。

現金(※)を内容とするものは、現金封筒(売価21円)を使用し、必ず現金書留としてください(窓口で販売している現金封筒の大きさを超える郵便物の場合は、現金封筒を使用しなくても、現金書留とすることができます。詳しくはお近くの郵便局にお尋ねください。

※日本国内において強制通用力を有する紙幣および貨幣を指すものであって、外国紙幣、外国貨幣および古銭は含まれません。

専用の現金書留封筒に入らないほどの大金を郵送するというのはあまり無いと思いますが(損害要償額との兼ね合いもあるので)、どうしても入らず角型3号等の大きな封筒で送る時は以下のような記入の仕方で良いかと思います。

角型3号等を使う際の記入例
角型3号 現金書留 送り方記入例 01 角型3号 現金書留 裏面
表面には「現金書留」と記入し、裏側の合わせ目に割り印(封印)を押します。

<注意事項>
専用封筒以外を使った現金書留の郵送については窓口で何度か確認をした事がありますが、どうも窓口の人によって違うようで、上のような記入の仕方で良いという方もいれば、そもそも専用封筒を使わない現金書留は受け付けられないという方もいます。
個人的な意見を述べるならば、これだけネット振込みが手軽に出来るようになった現代で多額の現金を郵送するという方はあまりいないと思いますし、損害要償額(現金書留では50万円を超える金額は補償されない)との兼ね合いもあるので、上の現金書留専用封筒を使わない記入例はあくまでも参考として多額の現金を送る場合は振込みとしたほうが良いと思っています。


現金書留の配達


現金書留の受取りは手渡しで受領印(またはサイン)が必要。
土曜・日曜・祝祭日も配達され、不在の場合は再配達してもらえます。
再配達の受け取り方法は以下の通り。

1.元々の宛先に再度 配達してもらう。(配達日、時間帯の指定が可能)*1
2.保管している郵便局へ引取りに行く。(不在票、印鑑、免許証等の身分証明書の3つが必要)*2
3.勤務先などに再配達してもらう。(この場合、本人確認をする事もあるので不在がちだと厳しいか。)
4.勤務先の近くなど、希望する郵便局で受け取る。
*1.19時までに再配達希望の連絡があったものは郵便局によっては当日中の配達も可能。
*2.は配達の方が持ち出している場合があるので不在票に書かれた電話に掛けて確認したほうが間違いないです。

再配達の申し込みは不在票に書かれた電話番号に電話をすれば出来ますが、ネットでも可能。
日本郵便 配達のお申し込み受付


現金書留の追跡


お問い合わせ番号を以下に入力すれば追跡が出来ます。

パソコン・タブレット用 追跡サービス
スマートフォン用 追跡サービス
携帯電話用 追跡サービス


以上現金書留の料金、封筒の書き方、送り方について。
参考になれば幸いです。

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*2016年2月1日から現金書留専用封筒のデザインが変更されました。


最終更新日 2016年3月7日


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